平成29年 彼岸入り:3月17日(金) 中日(春分の日):3月20日(月) 彼岸明け:3月23日(木)お彼岸にお墓参りをする理由

お彼岸の中日(春分の日、秋分の日)には、太陽は真東から昇って真西に沈みます。そのため、西にあるとされるあの世(彼岸)と、東にあるとされるこの世(此岸:しがん)が通じやすいと考えられ、お墓参りをして先祖を供養するようになったようです。

また、お彼岸に先祖の霊を供養することには、こんな深い意味があります。
あの世(彼岸)にいったご先祖様は、「人は何故生きるのか」「死んだらどうなるのか」という大命題の答えを知っている、つまり「悟り」を開いた状態にあります。一方、私達の生きているこの世(此岸)では、迷いや悩みや煩悩に惑わされ続けています。この此岸にいる人間が悟りの境地である彼岸に近づく方法のひとつとして、お墓参りや読経があるのだと言われています。
春の初彼岸とは?
故人が亡くなってから初めて迎えるお彼岸を「初彼岸(はつひがん)」と呼びます。普段のお彼岸と同じように、彼岸入りには仏壇・仏具を清め、お彼岸の期間は、お花やお供え物を供えましょう。
初彼岸だからといって特別なことはないですが、家族みんなでお墓参りに行って故人や先祖を供養できるといいですね。
なかなかお花の差し替え、片付けに行けないお忙しい方は、生花に代えてメモリアルフラワーはいかがでしょう?